
大腸カメラを受けようと思ったとき、費用がいくらになるのか、保険が使えるのかどうかは事前に気になるポイントです。
症状があって受診する場合と、健康診断の延長で受ける場合では、保険適用の可否が異なり、自己負担額に大きな差が生まれます。
保険診療と自費診療の違い、費用の目安を確認して、検査を受けるかどうか判断してください。
大腸カメラの費用は3割負担でいくらかかるのか

保険診療で大腸カメラを受けた場合、3割負担の患者が実際に支払う金額は、検査内容によって幅があります。観察のみで終わるケースから、生検・ポリープ切除・鎮静剤の使用まで、工程が増えるごとに費用は段階的に上がります。
工程別の費用の目安を、次で確認していきます。
検査のみで終わった場合の費用相場
大腸カメラで観察のみ行い、生検やポリープ切除を行わなかった場合、保険診療3割負担での自己負担額はおおむね5,000円〜10,000円程度が目安です。この金額には、内視鏡検査料のほか、初診料または再診料、前処置に使用する腸管洗浄剤の薬剤料が含まれます。
2割負担の方(70〜74歳の一定所得者など)であれば、同じ内容で3,000円〜7,000円程度になります。ただし、実際の費用は受診する医療機関が採用する診療報酬の算定方法や、使用する薬剤の種類によって変動します。
| 項目 | 3割負担の目安 |
|---|---|
| 初診料または再診料 | 800円〜1,000円程度 |
| 大腸内視鏡検査料 | 3,000円〜5,000円程度 |
| 腸管洗浄剤などの薬剤料 | 1,000円〜2,000円程度 |
| 合計目安 | 5,000円〜10,000円程度 |
※上記はあくまで目安です。医療機関・使用薬剤・保険区分によって異なります。
観察のみで終わった場合でも、検査前後の診察料が別途かかる医療機関があります。受診前に費用の内訳を問い合わせておくと、当日の支払い金額の見通しを立てやすくなります。
生検やポリープ切除を行った場合の費用相場
大腸カメラ中に組織を採取する生検を行った場合、病理組織検査の費用が追加されます。生検を1〜2か所行った場合、追加の自己負担はおおむね3,000円〜5,000円程度です。観察のみの費用と合算すると合計10,000円〜15,000円程度になります。
ポリープ切除を行った場合は、切除手技料と病理検査料がさらに加算されます。切除の方法(コールドポリペクトミー・EMRなど)によって診療報酬点数が異なるため、ポリープ切除を含む場合の合計費用は15,000円〜30,000円程度の幅があります。
| 追加処置 | 追加負担の目安 |
|---|---|
| 生検(組織採取・病理検査) | 3,000円〜5,000円程度 |
| ポリープ切除(コールドポリペクトミー等) | 5,000円〜15,000円程度 |
| 切除後の病理組織検査 | 2,000円〜5,000円程度 |
※切除方法・ポリープの個数・大きさによって費用は変動します。
ポリープが複数見つかった場合は個数に応じて加算されることがあります。費用が大きくなりそうな場合には、高額療養費制度の対象になるかどうかを受診後に加入の健康保険組合や協会けんぽに問い合わせることで、実質的な自己負担を抑えられます。
鎮静剤を使用した場合の費用への影響
大腸カメラでは、苦痛を軽減するために静脈麻酔(鎮静剤)を使用する医療機関があります。鎮静剤の使用については、保険診療の範囲内で算定される場合と、自費負担となる場合の両方があります。保険算定が認められるケースでは、3割負担で1,000円〜2,000円程度の追加が目安です。
一方、医療機関によっては鎮静剤を自費オプションとして設定しているところもあり、その場合は3,000円〜5,000円程度を別途負担することになります。保険適用か自費かの区別は医療機関の方針によって異なるため、予約時に確認しておいてください。
鎮静剤を使用した場合は、検査後に回復室で休む時間が必要になるため、当日の帰宅手段も含めて事前に準備しておくと、受診当日の流れに備えられます。
鎮静剤の費用は保険診療に含まれる場合と自費になる場合があり、使用できる薬剤の種類は体質や既往歴によっても変わります。
鎮静剤の種類や使用条件は、こちらの記事で詳しく解説しています。
大腸内視鏡検査を保険適用にするには何が必要か

大腸カメラを保険診療で受けるには、受診の目的と医師の判断が保険適用の条件を満たす必要があります。症状の有無・受診目的・紹介状の有無が、保険適用を左右します。
保険適用が認められる条件を、具体的に見ていきましょう。
保険診療が認められる主な症状と条件
大腸内視鏡検査が保険適用となるのは、医師が診断・治療の必要性を認めた場合です。血便・下血・持続する腹痛・慢性的な下痢や便秘・便潜血陽性など、消化器系の症状があり、医師がその原因を調べるために検査を指示するケースが該当します。
- 血便・下血・粘血便などの排便異常がある
- 腹痛・腹部膨満感が続いており原因が不明
- 慢性的な下痢・便秘が改善しない
- 便潜血検査で陽性反応が出た(要精密検査)
- 大腸ポリープ・大腸がんの術後フォローアップ
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の経過観察
保険適用の可否は、症状の有無だけでなく、医師が診察したうえで検査の必要性を医学的に判断して決まります。自己判断で症状があると申告するだけでは認められず、診察の記録と医師の指示が必要になります。初診時に症状の内容・いつから始まったか・程度をできるだけ具体的に伝えると、医師が適切に判断しやすくなります。
健康診断目的の受診は自費診療になる
健康保険は、疾病の診断・治療を目的とした医療行為にのみ適用されます。症状がない状態で予防や早期発見を目的として行う大腸カメラは、治療行為に該当しないため保険が使えません。人間ドックや職場健診の一環として行う大腸内視鏡検査は、すべて自費診療となります。
家族に大腸がんの人がいるから念のため受けたい、40代になったから定期的に受けたいといった理由での受診も、症状が伴わない限り保険適用外です。医師が診察を行い、リスク因子や家族歴を考慮しても、症状がない段階での検査は保険診療の対象外という原則は変わりません。
ただし、自費での定期検査を受けていた患者が検査中にポリープを発見され切除を行った場合、切除行為自体が治療に該当するとして、一部の費用が保険適用に切り替わるケースがあります。切り替えの対応は医療機関によって異なるため、事前に確認しておくと想定外の費用を避けやすくなります。
検診の二次精査として受ける場合の扱い
市区町村が実施する大腸がん検診(便潜血検査)で陽性反応が出た場合、精密検査として大腸カメラを受けることになりますが、この二次精査としての大腸内視鏡検査は保険診療として受けられます。便潜血陽性という医学的な所見があり、原因を確認するための検査という位置づけになるためです。
二次精査として受診する際は、検診機関から発行される要精密検査の通知書または結果票を持参することが推奨されます。受診先の医療機関でその書類を提示すると、医師が適切な保険請求の判断を行いやすくなります。
検診結果の通知書を紛失した場合でも、医師の診察で症状や経緯を説明することで保険診療として対応できる場合があります。受診先に事前に電話で状況を伝えておくと、初診時に慌てずに手続きを進められます。
大腸カメラを自費で受けると費用はいくらになるか

症状がなく健康診断目的で大腸カメラを受ける場合は、全額自己負担の自費診療となります。
保険診療との費用差は大きく、自費受診にはメリットとデメリットの両方があります。
自費診療の費用目安と保険診療との差額
自費診療での大腸カメラ費用は、医療機関が独自に設定するため幅がありますが、観察のみで15,000円〜30,000円程度が目安です。ポリープ切除を行った場合は30,000円〜60,000円程度で、保険診療3割負担と比較すると2倍〜4倍程度の費用になります。
| 検査内容 | 保険診療3割負担 | 自費診療 |
|---|---|---|
| 観察のみ | 5,000円〜10,000円程度 | 15,000円〜30,000円程度 |
| 生検あり | 10,000円〜15,000円程度 | 20,000円〜40,000円程度 |
| ポリープ切除あり | 15,000円〜30,000円程度 | 30,000円〜60,000円程度 |
※医療機関の設定価格によって大きく異なります。受診前に費用を直接確認してください。
自費診療の費用は医療機関が自由に設定できるため、同じ検査内容でも医療機関によって数万円単位の差が生まれます。複数の医療機関の自費価格を比較してから予約すると、費用の過払いを防げます。
自費でも受けるメリットとデメリット
自費で大腸カメラを受けると、症状がない段階から自分のタイミングで検査を受けられます。大腸がんは早期では自覚症状がほとんど出ないため、定期的な検査による早期発見の機会を自分でコントロールできることは、健康管理上の利点になります。
- 症状がない段階から定期的に受けられる
- 受診タイミングを自分で決められる
- 保険診療の適用条件を気にせず受診できる
- 一部の医療機関では最新の内視鏡機器や鎮静剤プランを組み合わせやすい
- 保険診療と比較して費用が2〜4倍程度になる
- 高額療養費制度の対象外となる
- 医療費控除は対象になる場合があるが、条件の確認が必要
- 医療機関ごとに価格差が大きく、比較が難しい
自費診療で受けた検査中にポリープが発見され切除を行った場合、その治療行為が保険適用に切り替わる医療機関があります。この場合、自費検査中にポリープが見つかった場合の費用の扱いを確認しておくと、想定外の追加費用を防げます。
大腸カメラの費用内訳と医療機関ごとの価格差

大腸カメラの費用は、ひとつの検査料金だけで構成されているわけではありません。複数の項目が積み上がって最終的な自己負担額が決まります。
費用を構成する項目は、主に3つに分かれます。
診察料と前処置と検査食など費用を構成する項目
大腸カメラの費用は、内視鏡検査料単体ではなく複数の項目の合算で、受診当日に支払う金額は検査の前後に発生するすべての費用を含んだ合計額になります。
- 初診料または再診料(受診のたびに発生)
- 大腸内視鏡検査料(観察)
- 腸管洗浄剤(前処置薬)の薬剤料
- 前処置管理料(腸の洗浄を医療機関内で行う場合)
- 鎮静剤の薬剤料(使用する場合)
- 生検・病理組織検査料(組織採取を行った場合)
- ポリープ切除術料(切除を行った場合)
- 検査食代(前日食・当日食)
検査食は保険適用外となる医療機関が多く、別途1,000円〜3,000円程度の実費がかかることがあります。また、前処置を自宅で行うか医療機関内で行うかによっても費用が変わります。受診前に項目ごとの費用を確認すると、当日の支払い総額を事前につかめます。
診療報酬点数による費用算定の仕組み
保険診療の費用は、国が定める診療報酬点数表に基づいて算定されます。1点=10円で換算され、各処置・検査・薬剤に対してあらかじめ点数が設定されています。患者が支払うのは、算定された合計点数に10円を掛けた金額のうち、加入する保険の負担割合分です。
内視鏡検査料の点数は診療報酬改定のタイミングで変更されることがあります。最新の費用を確認するには、受診予定の医療機関に直接問い合わせるのが正確です。
診療報酬点数は全国一律のため、保険診療の場合は基本的な検査料部分で医療機関間の差は生まれません。費用差が生じるのは、鎮静剤・検査食・前処置管理の扱いなど、医療機関ごとに設定が異なる部分です。
診療報酬の仕組みを理解しておくと、医療機関から提示された費用の内訳を見たときに、どの項目が保険対象でどの項目が自費なのかを区別できるようになります。
医療機関によって費用が異なる主な要因
保険診療の検査料そのものは全国統一ですが、患者が実際に払う金額は医療機関によって異なります。差が生まれる主な要因は、保険外となる項目の有無と設定金額です。
- 鎮静剤を保険算定するか自費設定にするか
- 検査食を自院で用意するか・その価格設定
- 前処置を院内で行う場合の管理料の有無
- NBI(狭帯域光観察)などの追加オプションの費用設定
- クリニック規模による設備投資コストの違い
同じ大腸カメラ3割負担でも、鎮静剤や検査食の扱いが医療機関によって異なるため、A院とB院で5,000円以上の差が出るケースもあります。予約前に複数の医療機関へ費用の内訳を問い合わせ、あわせて内視鏡専門医の在籍状況も確認しておくと、自分に合った受診先を選べます。
大腸カメラの費用を抑えるために活用できる制度

大腸カメラの費用は、保険診療であっても生検やポリープ切除が加わると想定より高くなることがあります。
高額療養費制度や医療費控除など、活用できる公的制度がいくつかあります。
高額療養費制度と医療費控除の使い方
高額療養費制度は、同一月内の保険診療の自己負担が一定額を超えた場合に、超過分が後から払い戻される制度です。自己負担の上限額は年齢と所得区分によって異なります。ポリープ切除や複数の生検を行った月に費用が膨らんだ場合、申請することで実質的な負担を下げられます。
手続きは加入している健康保険組合・協会けんぽ・国民健康保険の窓口に申請書を提出する形で行います。申請には受診月の領収書や診療明細書が必要になるため、受診後は書類を必ず保管しておいてください。
医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費の合計が10万円を超えた場合(所得が200万円未満の場合は所得の5%を超えた場合)に、確定申告で所得控除を受けられる制度です。大腸カメラの費用だけで10万円を超えることは少ないですが、同年に他の医療費や家族の医療費と合算すると控除の対象になるケースがあります。確定申告の時期に領収書をまとめておくことで、控除申請の手続きを進められます。
民間医療保険がポリープ切除に適用される条件
民間の医療保険は、入院給付金・手術給付金の対象になるかが約款によって決まります。大腸ポリープ切除は保険会社によって手術給付金の対象になる場合がありますが、自費診療で受けたポリープ切除は給付対象外とする保険会社もあります。
日帰りのポリープ切除でも手術給付金が支払われる契約が増えていますが、給付の条件は契約内容によって異なります。入院日数・手術の種類・保険の加入時期によって給付額も変わるため、受診前に保険会社のカスタマーセンターに手術内容を伝えて給付の可否を確認しておいてください。
ポリープ切除後に保険給付を申請する際は、医療機関が発行する手術証明書または診断書が必要になることが一般的です。書類の発行には費用がかかる医療機関もあるため、受診時に診断書の発行可否と料金を確認しておくと、給付手続きを迷わず進められます。
自治体や所属団体の助成制度
市区町村が実施する大腸がん検診は、対象年齢の住民に費用の一部または全額を助成する制度です。便潜血検査を無料または低額で受けられる自治体が多く、陽性の場合に精密検査として行う大腸カメラも、一部の自治体では精密検査費用の助成対象になっています。居住する自治体の保健センターや健康福祉課に助成制度の内容を問い合わせると、費用負担を下げた状態で受診の機会を得られます。
企業の健康保険組合に加入している場合、組合独自の付加給付として大腸内視鏡検査費用の補助を設けているケースがあります。勤務先の人事・総務部門または健康保険組合に助成内容を問い合わせると、制度の有無と申請方法が分かります。
| 制度名 | 対象となる費用 | 申請・問い合わせ先 |
|---|---|---|
| 高額療養費制度 | 保険診療の月間自己負担超過分 | 健康保険組合・協会けんぽ・国民健康保険窓口 |
| 医療費控除 | 年間医療費合計が10万円超の部分 | 確定申告(税務署・e-Tax) |
| 民間医療保険の手術給付金 | 約款が定める手術給付対象の処置 | 加入保険会社のカスタマーセンター |
| 自治体の精密検査助成 | 便潜血陽性後の大腸カメラ費用 | 居住市区町村の保健センター・健康福祉課 |
| 健康保険組合の付加給付 | 組合が定める検査費用の補助分 | 勤務先の人事・総務または健康保険組合 |
複数の制度を組み合わせると、実質的な自己負担を大幅に下げられるケースがあります。受診前に自治体助成・組合補助・保険給付の三方向を調べておくと、実際の自己負担を抑えた状態で受診日を決められます。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けると費用はどう変わるか

胃カメラと大腸カメラを別日に受けると、前処置や診察料がそれぞれの受診日に発生します。
同日に両検査を受ける場合は、費用の合算方法や負担額が変わります。
同日検査の費用目安と保険適用の考え方
胃カメラと大腸カメラを同日に受けた場合、診察料は1回分で済みますが、各検査の内視鏡検査料はそれぞれ算定されます。保険診療3割負担の場合、観察のみであれば胃カメラと大腸カメラを合わせた自己負担の目安は8,000円〜13,000円程度となります。前処置薬(腸管洗浄剤)や鎮静剤も別途加算されるため、合計額は個別受診と比べて大きくなります。
保険適用の条件は各検査それぞれに課されます。胃の症状と大腸の症状が両方あり、医師が両検査を必要と判断した場合に限り、胃カメラ・大腸カメラの両方が保険診療として算定されます。一方の検査のみが症状に基づく保険適用で、もう一方が健康診断目的の場合、健康診断目的の検査は自費になります。
| 比較項目 | 同日検査 | 別日受診 |
|---|---|---|
| 診察料 | 1回分 | 2回分 |
| 内視鏡検査料 | 2検査分(各算定) | 2検査分(各算定) |
| 前処置薬 | 大腸用1回分(胃カメラ分は不要) | 各検査日に発生 |
| 来院回数 | 1回 | 2回 |
| 当日の拘束時間 | 長くなる | 各回は短時間 |
同日検査では診察料と一部の前処置費用が節約できる一方、当日の身体的負担と検査時間は増えます。費用と体力のバランスを考えた上で、受診前に医療機関へ同日検査の可否と費用の内訳を問い合わせることで、自分に合う受診方法を選べます。
同日検査を選ぶメリットと注意点
同日検査では、来院が1回で済み、大腸カメラの前処置も1回だけで完了します。大腸カメラの前処置では前日からの食事制限と当日の腸管洗浄剤服用が必要になるため、別日受診と比べて身体的・時間的な準備が少なくなります。
- 来院回数が1回に減り、仕事や生活スケジュールへの影響が少ない
- 腸管洗浄剤の前処置が1回で済む
- 診察料が1回分に節約できる
- 胃と大腸の状態を同時に評価できる
- 当日の検査時間と院内滞在時間が長くなる
- 鎮静剤を使用する場合は当日の車・バイク運転が不可
- 体力的な負担が1日に集中する
- 医療機関によっては同日実施に対応していない場合がある
鎮静剤を使用する場合、同日検査後は当日の自動車・バイク・自転車の運転ができません。同行者に送迎を依頼するか、公共交通機関を使う帰宅手段を事前に手配しておくと、当日の受診後の行動に支障が出るリスクを防げます。
胃カメラと大腸カメラの同日検査は費用だけでなく、当日の院内滞在時間や拘束時間にも影響します。
大腸カメラ当日の所要時間の目安はこちらの記事で詳しく解説しています。
大腸カメラの保険適用は医師が判断!制度活用で自費の金額を抑えて受けられる
大腸カメラの3割負担の費用は、観察のみなら5,000円〜10,000円程度が目安です。
生検やポリープ切除が加わると15,000円〜30,000円程度まで上がり、自費診療ではさらに2〜4倍の差が生まれます。受診前に費用の幅を知っておくことで、当日の支払い額に対する備えができます。
保険適用になるかどうかは、症状の有無と医師の判断によって決まります。
血便・便潜血陽性・腹痛などの症状があれば保険診療として受けられますが、症状がない状態での健康診断目的の受診は全額自己負担になります。二次精査として受ける場合は保険適用の対象になるため、検診機関の通知書を受診先に持参してください。
費用を抑えるには、高額療養費制度・医療費控除・民間医療保険の給付・自治体や健康保険組合の助成制度を組み合わせる方法があり、申請には領収書・診断書・手術証明書が必要になります。受診後すぐに書類を保管しておくと、申請の準備を整えられます。
大腸カメラで実際にクリニックを選ぶ際は、費用だけでなく内視鏡専門医の在籍・ポリープ切除の当日対応可否・鎮静剤の扱いを合わせて確認すると、自分の状況に合った受診先を絞り込めます。



